仕事の途中で市場調査がてら携帯ショップと家電量販店に立ち寄ったら、いつのまにか量販店内のPCフロアにNetbook特設コーナーが出来ていたのでキーボード含め色んな機種を触ることができた。
それぞれの触感を簡単にインプレしてみよう。
DELL INSPIRON Mini9:
8GBSSDVer.が展示。
キーボード、アルファベット部分に関しては思ったより大きいので打ちやすい。ストロークは浅め。タッチパッドがご多分に漏れず敏感なので手の腹を当てないように注意して打たないとカーソルがあっちこっち飛ぶ。
液晶、左右はそうでも無いんだけど上下の視野角が非常に狭いので見やすい角度にいちいち調整しないといけないのが面倒かも。
工人舎SXシリーズ:
CPUがAtomZ520(1.33GHz)になってバッテリの持ちが良くなったんだけど、Vistaでメモリ1GBはやはり処理が重い。キーボードは上下のピッチが狭いので大きさの割にはちょっと打ちづらいかなあ。とは言っても後述するSCよりははるかにマシなのでよほどの長文じゃない限りは大丈夫じゃないかと。
液晶に関してはタッチパネルな分やはり表示は眠い印象。これに関しては仕方ないかなあ。
処理性能に比して価格が高いのはAtomZ520の仕様なのかVistaがぼったくってるのかは定かではない。
LOOX Uシリーズの対抗馬。
ただコンセプトが変な方向にブレているような気がする。液晶の印象はSX同様なんだけどキーボードがいただけない。小さくなると配置が特殊になるのが嫌という意見に配慮したのかもしれないのだけどそれが裏目に出ている。配置をそのまんまな状態で小さくなってる、所謂ミニチュア化しているので非常に打ちにくい分評価が俺の中で相対的に低くなった。
この辺は2代目LOOX Uの方が良く寝られている印象。 マウスコンピュータLB-G1000:
デザインは凄く好み。プラスチックだけどコンパクトっぽい光沢で持っててイカツくないのが良い。ただキーボードは大きいんだけどストロークが浅目なのにキーの傾斜がかなり平板なので隣のキーを間違って押してしまうのが気になった。
タッチパッドが敏感なのは他機種同様なんだけど、キーが大きい分かえって触るのを避けられるのでそんなには生涯にならないかと。 SOTEC C1:
キーボードはかなりしっかりしている。まあ大きさがそれなりにあるので当たり前といえば当たり前だけど。液晶も上下左右そこそこの視野角があるので見栄えは良かった。
タッチパッドに関してもちょうど良い感度。キーが打ちやすいのでそっちに気を取られない分誤動作にも気を付けやすい。 EeePC1000H:
大きくなった分液晶もキーボードの打ちやすさもグレードアップ。その分バッテリの持ちは若干弱くなった。物理ストレージがHDDなのも個人的にはあまりそそられなくなったかな。まあクセが無くなったので安心して人には薦められるとは思う。 acer AspireONE:
外側の質感は一番良いかも。キーボードもストローク・大きさ共にベストバランス。文字打ち中心で使い潰すつもりならコストも含めてベストかもなあとは思う。売ってる場所によってはぽいんとも含めて5万を切ってるみたいなのでこれからNetbook買いたいと思っている人は有力な選択肢に為りうるかと。
総じて一長一短あるんだけど、出だしの状況に比べると格段に安定度・商品の訴求度が上がってきたんじゃないだろうか。大きくは徹底的にコンパクトさを狙ったものと持ち運び&使いやすさのベストバランスを狙ったものの2種類があるので自分の使用目的をはっきりと見定めて購入を検討すると良いと思う。
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