KING JIM（キングジム） MIRUPASS（ミルパス）【gadget】【etc.】

自分で使用している様々なサービスのID&PASS管理がかなり煩わしくなっていたところに、下記の商品がタイミング良く発売されたので手に入れてみた。

 

要は自分の持っているID&PASSをこの機械にどんどん登録してやればこのハードのパスワード管理だけで楽だよね、といういかにもキングジムらしい隙間商品。

まずはパッケージ。それほど高い商品でも無いので予想通りブリスターパッケージ、かと思ったら結構しっかりした紙ケースだった。



パッケージの中身。本体（見えている文字みたいなのは保護シールに画面サンプル文字を印刷したもの。イメージはこれで掴み易い）とPC接続用のUSBケーブル（microUSB to USB）、取扱説明書と電池のCR2025×2。


特に何も準備はいらないようなので、早速電源ON。


画面をタップすると本体のパスワードを登録する画面になる。


パスワードは標準的な数字とパスワードで設定するもの。これを忘れるとどうにもならなくなるので忘れないようにして設定した。


登録すると初期設定終了。最初にシール貼りしてあったような画面になる。


これで入力準備は整った、のだが正直本体でID&PASSを入力するのは非常に面倒だし液晶の質も入力向きではない。本体はビュワーと割り切ってキングジムのMIRUPASSサイトにあるMIRUPASS PCソフトをダウンロードしてきてインストールする。このソフトを使うと本体でできない漢字などの入力編集やPCへのバックアップができるようになっている。要はこれを使って初めてMIRUPASSが使い物になるのだった。

小さい画面で申し訳ないが、ソフトをインストールしてMIRUPASSとPCを付属のUSBケーブルでつないだ後、本体の電源を入れてパスワード解除すると上記の画面のようにMIRUPASS本体とPCの同期接続が始まる。

ちなみにPCソフト自体はデータが暗号化されている上にMIRUPASS本体を接続しないと起動しない仕組みになっているので勝手にデータを読み取られる心配は無し。もちろん起動時にもパスワード（本体に設定したものと同じもの）を要求されるので一応のセキュリティは保たれている。


接続が終われば、本体のデータ編集、グループや新規登録、編集したデータのバックアップ、MIRUPASS本体への保存などが行えるようになる。やはりPC上で設定編集した方がはるかに捗るので、システム的にはこれで良いと思う。

ただ、接続してもデータがうまく転送できない事が結構な頻度で発生するのでハードの問題なのか相性なのか良くわからないのだが改善を望みたいところだ。

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レビュー（ASKII.jp×デジタル T教授の戦略的衝動買い第214回）