使ってる間が忙しくてエントリにはしなかったのだが、手軽な持ち歩きコンデジとしてオリンパスのXZ-1を使用していた。ただこのXZ-1、レンズ性能は良いのだけれども、DPシリーズ同様撮影の際クセが強くて被写体を選ぶのと有機ELの背面液晶画面の精度が酷くて普段使いには気を使う事が多々あった。使うのにストレスが溜まっていたこともあり、今回その他のレンズもろとも下取りに出してFujifilmのXF1を購入。
実はその前にX-S1も使用しており、自身の使用範囲内での画質に関しては問題無いという確信を掴んでいたので迷わず選んだ。X-S1はズームで娘の体育祭の撮影に重宝したのだが、なにぶん重すぎて普段鞄に入れて持ち歩くというような使い方は出来難いということでさっさと手放してしまったのだったが、今回のXF1はコンデジライクのコンパクトさで2/3 EXR CMOS、25㎜からの4倍ズームでスナップには最適と感じたのですぐに目を付けた。しかもレンズが収納でき非常にコンパクトに収まるのとズームが手動と言う至れり尽くせりな仕様で、まさに自分のために作られたではないのかと思う程すっぽり嵌った。
ということでまずはパッケージと外観周りを。
パッケージ一式。まずは箱が小さい、文庫本程度。中には本体とUSBケーブル、充電器、マニュアルが入っている。
レンズの繰り出しと電源ONOFFが一体になっているのでそれ用の説明ペーパーが入っている。一見すると難しそうだが、店頭で触った段階で慣れるのは早いなと感じたので無問題だと思う。実際すぐ慣れた。
充電器はコンセント部分が分離式になっている。ただし差し込み部分は稼働しないので持ち運びは意外に不便。撮影枚数は相当に持つ感触なので心配な方は予備電池を持てば解決するんだけどね。
電池はNP-50A。持ちの良さに定評のあるフジだけあって、満充電状態で1週間ぐらいもった。
購入したのはブラウン。正面から。張り革風の外装は滑り止めとしてきちんと役立っている。ホールドも良いので手が大きい人にも十分使えると思う。(ちなみに私はバスケットボールを掴めるくらい手がデカイ)
斜め正面から。レンズ鏡筒部分上部に見える赤い点がスタートライン。ここをちょっと回すとレンズのロックが外れ引き出せるようになっている。
背面。液晶は3型46万画素。欲を言えばもう少し解像度が高ければMFの精度も高く撮れるんだがなあとは思う。昼間快晴の状態で使っても見難くなる事はほとんどなかったのでシェードはいらないと思う。もっともシェードを付けるとコンパクトさをスポイルしてしまうのでこのモデルを買った意味が無くなるのだが…
上部。申し訳なさそうにプリントされているお上品なXF1ロゴの右側にシャッターボタン。埋め込み式のモードダイヤル。爪じゃないと押せないFnボタン。Fnボタンは使い辛過ぎてほとんどさわることは無いんじゃないだろうか。モードダイヤルは大きさの割に適度なクリック感で使いやすかった。最近のフジコンデジX系伝統(?)のカスタムできるC1、C2モードもあるのでモード設定はこちらを使った方が良さそうだ。
構えて右側面。データ転送用の(アナログ映像出力兼用)USB接続端子とHDMI端子。本体側の端子そのものはmicroUSBではなく専用っぽいのが残念。HDMIはまだ試していないのでそのうちにでも。
下部は電池とSDカードを差し込む部分と三脚穴。小さくするため無理やりに作ったせいなのだろうけど、レンズ中心にすらきていないサイドに申し訳程度に付けられた三脚穴はいただけない。できれば次回モデルにでも何とかして欲しいところだ。
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